新幹線はやぶさで、青森旅へ

東北新幹線で、4月に急きょ青森県へ旅することになりました。
本来、予定していた東京旅行が職場との兼ね合いで、むずかしくなったためです。
…と同時に、青森県にすばらしいホテルがあるよ!と姉から聞いていました。
そのホテルは、星野リゾートの中でも別世界に位置しているともいえる
「青森屋 星野リゾート」ホテルです。
今回、こちらに旅の舞台をクローズアップして、本州最南端の県をじっくりたのしんできます!
写真がたくさんあるので、ぜひおたのしみ頂ければうれしいです。
※YouTube動画もありますので、記事の最後にリンクを貼っておきますね♪

新幹線での至福の時間です。
お魚が食べたかったので、銀だら幕の内弁当を選びました。

姉は、豪華な幕の内弁当で、天ぷらや焼き鮭など盛りだくさんですね。
日本一の積雪量を誇るといわれている青森県。
この頃は、4月のはじめ頃だったため、新幹線からは雪が積もっていました。
東北に来たなぁと、しみじみ…。

新青森駅に13:30頃到着します。
駅構内は、ねぷた祭りや青森のりんごをモチーフとしたオブジェなどが飾られていました。


新青森えきから、青森駅へ移動するため奥羽本線に乗ります。
たまたま向かいの電車が車両故障のため、その兼ね合いで20分くらい遅延しました。

このあとレンタカーを予約していたので、間に合うかなぁと少し焦りました。
とりあえす、レンタカー会社に連絡すると
「営業中に間に合えばいいですよ~」
と言って下さり、めちゃくちゃ和みました。
青森いいねぇ!
日々、せかせかした環境で働いているので、ホッとする一幕でした。
昔、職場で青森出身の先輩がいましたが、すごく面倒見がよかったのを思い出す。
青森屋 星野リゾートまで、レンタカーで行く

さて、レンタカーの手続きを済ませて、スペーシア号で出発!
青森屋まで、約63㎞とロングドライブです。
途中の雪景色がきれいで、割と固まったブロックのような雪でした。
路面は乾いていたので、普通タイヤでも大丈夫です。
レンタカーは、スタッドレス標準装備でした。
雪国ですもんね!
ちなみにレンタカーは、楽天トラベルにて予約しました。↓↓↓
楽天クーポンと免責付きプランのキャンペーンをやっていたので、1400円お安くなりました♪

ロングドライブを終え、右手の看板「青森屋」がようやく見えてきます。
地図上だとそこまで遠い感じはしなかったのですが、走ると違うものですね。
太平洋側に位置しているので、大陸のセンター部分から端に移動したという感じです。
青森屋はとても広い敷地で、さきほどの駐車場入り口は、「元湯」温泉エリアの駐車場となります。
さらにずっと進むと、本館と正面玄関があるのでそこから入りチェックインをしました。

お部屋は和室にベッドがある「あずまし」ツインルームです。
このベッドが布団に見えるほど、和に馴染んでいるのが美しいですね。

館内着と羽織に、タオルセット。
有料で浴衣の貸し出しもあります。

お部屋のカギが、木彫りのりんごキーホルダーで、オンリーワンなカギですね。
1つ1つが考えられていて、本当にすばらしいお宿です。
10階なので、西館のお部屋になります。

ウェルカムスイーツの「め」りんごラングドシャ。
ホワイトチョコと、りんごの上品な香りと甘さがまろやかな口当たりでした。
ヒバの入浴材は、一休で予約した特典です。

お茶は、緑茶・ほうじ茶・紅茶があります。
棚下の冷蔵庫には、飲料水がピッチャーで用意されていました。

バスルームはこちら。
シャワーのみ完備ですが、館内の温泉をぜひご利用ください!ということなのでは。
ねぷた祭りの世界観に圧巻!の館内探索

さて、館内をさっそく探索してみます。
こちらのねぷた灯篭回廊は、実際にぜひ行ってみていただきたい程、全部吹き飛ばすくらいの素晴らしさ!
写真では本当に伝わりにくい…。
こういった壊れやすい物の管理って、しまう時に神経使いそうですよね。
季節に応じて、ディスプレイチェンジをされるとのことで、想像できない程大変そうです。
天井を見上げると、この短冊がかわいいことといったら…。
YouTube版では、特別ノーカットシーンがあるので、そちらをご覧いただければ伝わると思います!

アメニティコーナーはこちら。
歯ブラシセットやコットンなどが、林檎のかごに収まっています。
お祭りのお面屋さんかと思うほど、にぎやかなコーナーで驚きです!
エンタメ感が満載なホテルですね。

そして、灯篭の貸し出しや浴衣・甚平の貸し出しも行っています。
公式サイトによると浴衣のみ有料で、550円とのことです。(女性のみ)

ビュッフェ会場で、浴衣姿をお見かけすると、華やかな印象でよかったです。

おつぎは、何やら不思議な木があるなぁ…と近づいてみると、りんごの木を発見!
「りんごジュースが出る蛇口」だって?

本当に、蛇口からりんごジュースが出ましたぁ!
これは感動ですね☆☆☆
館内で、まさか魔法の木に出会えるなんて…。

こちらは大人気の「みちのく祭りや」です。
ねぷた祭りを再現というよりは、本物をこのステージで行っているとのこと。
残念ながら、当日予約したら満席でした。
宿泊客限定で、ネット予約も公式HPよりできるそうなので、次回はそうします!
あぁ、逃したぁあああ!!!
悔しさをバネに…リベンジして
またいつか行きます!

そして、館内には温泉があります。
こちら「浮き湯」と、青森屋の敷地内に入ってすぐの駐車場に「元湯」の2ヶ所です。
おすすめは、夜は24時まで営業の浮き湯に入り、早朝に元湯コースがいいみたいですね!
本館から元湯までは、車で行くかバスで行く方がよいと思います。
敷地内は、実際にいくとかなり広いです。

フロントと元湯行きのバスが、朝6:00-9:00ごろまで巡回しているので朝風呂いかがでしょう。
バスは、最寄り駅の三沢駅まで、チェックアウト前とチェックインの時間帯に行き来しています。
三沢駅までも近いですが、荷物を持って歩いていくのは、かなり負担でしょう。

さて、館内のアクティビティはたくさんありますが、その一部をご紹介♪
お花見の季節だったので、日本酒「桃川 吟醸純米酒」を振る舞っていました。
華やかで、口当たりのよいテイストです。
※19:30-20:30までの営業

花咲かじいさんが花を咲かせて、そのもとで花見酒を楽しむというアクティビティです。
※画像が営業中に撮れなかったので、夜に撮った画像を加工してイメージを表現しました。
夜桜風になり、これはこれでよいかも?

「すこっぷ津軽三味線」
青森屋のアクティビティで、数年前に行われていたそうですが、今はやっていませんでした。
簡単にいうと、エアギターのようにスコップで三味線を弾く体験です。
かたやスコップ三味線の世界大会があるそうで、熟練していないと本当に弾いてるように見えないほど技術がいるものです。
実は、三味線を弾いてみたいのだけれど…。
エアギターは、今年のキャンプ動画でやりましたが(笑)

お土産コーナーは、じゃ~ん!とばら売りコーナーがあり購入しやすく、ついつい買ってしまいました。
節約というよりは、種類をたくさん買うのに効率がよいですね!
買ったお土産は、この記事のさいごにお披露目します♡
夕食は、かっちゃのぬくもりご飯

館内をまわり、お腹も空いたところで19:30~夕食のじかんです。
いやぁこれを楽しみにしていたのですから。
ウェルカムスイーツだけで乗り切りました。
のれそれ食堂で、食べまくりたいと思います!

まずは、ずらりと並ぶホタテと有頭えびの盛り合わせ、贅沢です!
大きな船の上に乗っており、海を連想させますね。

まぐろミニ丼は、ちょうどよいおサイズです。
カイワレ大根やとろろなどをトッピングして、お好みで。

コールドミールは、スモークサーモンと水菜のサラダや、コールドビーフ。

目の前で揚げたて天ぷらコーナー。
えび・姫にんにく・りんごの天ぷらです。

かっちゃ(お母さん)が焼く炉端焼きは、香ばしい匂いがしてお腹がぐ~っと鳴ります。
ほたてに、お魚串焼きをゲット。(サバだったはず)

牛肉鉄板焼きは、ジュージューッと音がして、誰もが無意識に誘因されてしまうエリアです。
これは本当に飯テロ写真だなぁ…。

これはぜひおすすめな、郷土料理のせんべい汁!
説明むずかしいのですが、ネギときのこ汁にせんべいが加わると、ヤバいおいしさなのです。
これはまたどこかでも食べにいきたい!
東北の味として、今後も残していただきたいなぁ。
「せんべい」+「汁」で、ここまで日本人の魂に染みわたるような味だとは…。
おばあちゃんの味ともいえる。

テーブルに乗るか乗らないかというボリュームになってしまう程、気が付けば夢中になっていました。

青森シードルで乾杯!

食後のデザートは、ミニケーキ!
ブラウニー・シャルロットケーキ・アップルパイカシスケーキなど。
りんごのプリンやソフトクリームまであります。


空腹でスタンバイしていてよかったぁ。
あのボリュームなので、お腹パンパンになりましたが、少し時間をおくとスイーツも食べられます。
牛ステーキをもう一往復したかったのですが…💦
癒しの囲炉裏ラウンジと、憩いの酒場

食後は、囲炉裏ラウンジで休みたいなと思い、やって来ました。
1日中何かをやって楽しんでいるので、休息が必要です。

静かな空間でソファーにすわり、無料ココアを1杯いただいて、至福のじかんです。

飲み足りない方は…館内の「ヨッテマレ酒場」で飲みなおしは、いかが?
21:00-23:00まで営業しているので、青森屋内で居酒屋体験もできちゃいます♪

地酒の樽が絵になりますね。
日本酒好きさんには、たまらない画像でしょう。
「八仙」の字が天才的です!あの太字の絶妙なバランスといったら…。
山のさいごの「はね」の細さとか、神がかっていますね。

日本酒のビンが、空中に浮いてライトとして光っている!
すごいこだわり演出ですね。

おさかなテーブル、かわいい!
こんな居酒屋なさそうですよね。
どのお席も魅力的でした。

五所川原 立佞武多(ごしょがわら たちねぷた)
本館の客室へ通じる通路に、ダイナミックなねぷたが光り輝いています。
みちのく祭りやには行けませんでしたが、目の前で見ることができてうれしいです。
紙と針金で出来ているらしいですが、別物になってますよね。
日本の伝統技術って、数100年経っても色あせないパワーがある気がします。

青森の朝ラーで、至福のモーニング

朝になり、早めに起きて12:00のチェックアウトまで時間を有効活用したいと思います。
あれだけ食べて、夜少し遅くまで起きていましたが、すっきりした目覚めでした。

朝食ビュッフェは、きのうと同じ「のれそれ食堂」にて開催です。
あさから海鮮が食べることができて、とてもテンションが上がります!

さっぱりおかずを中心に、控えめにしてこの他にも食べる予定です。
さぁ、なに食べよう?

なんと…朝ラーが食べられるのです!
青森では、朝ラーメンを食べる習慣があるらしく、これも館内一歩も出ないで食べられるのです。
かっちゃが作るラーメン、おいしそうです。
ラーメンを茹でる姿も美しく、青森美人とはこのことですね。

ごろんと大きなホタテが2つお椀内を占領しています。
これは贅沢の極みってやつですね。
あぁ、ラーメン食べたくなってきたぁ!(本当に空腹で、記事を書いていてツラい)
麺が太めで、あっさりほたて出汁のスープが、激ウマでした。
関東ってあぶらっこいラーメンが多いのですが、こういうの食べたいんだよね…。
そのあぶらがお好きな方が多いのでしょうが。

〆のお食事&スイーツは、青森りんごシリーズを味わいたいと思います。
りんごカレーにりんごケーキ(シナモン風味)、そしてりんごジュースです。
りんごに今まで感動したことがなかったのですが、りんごのありがたさや味わいなどを認識できたお食事でした。
旅は、よい経験を与えてくれますね。
ほたて釣りで、景品ゲット!

食後のアクティビティは、「ほたて釣り」に挑戦‼
3分間の中で、ホタテをいくつ釣れたかによって、景品がもらえます。
意外とむずかしく、偶然ひっかかって釣れることもあるので、運も必要です。
うまく釣っているご夫婦もいらっしゃいました♪
上手な方は、集中力がハンパない気がします。
私は、ラストスパートで、集中力が途切れてしまいましたが、何とか運も味方につけて3つ取れました。

ほたて釣りの景品はこちら。※2名分
青森の100%桃ジュースと、ホタテバター棒です。(上の写真)

こちらは購入したお土産です。
青森りんごカレーが、400円くらいで安かったです。
やっこいサブレが、しっとりクッキーでおすすめ!
青森りんごショコラも、めずらしいのでぜひ♡
りんごのほのかな酸味と甘さ控えめチョコのハーモニーが、大人の味でした。
ワインやカクテルとも合いそうなチョコです。🍷

こちらは姉が購入したアップルライト。
3000円くらいのお値段ですが、色や形が類似品とは別物でデザインがよいです。
りんごのヘタがスイッチになっていて、つまむと明かりが点きます。
電池式で災害時にも使えますから、いざという時の備えにもなりますね。
他のホテルに泊まるときに持っていくこともあり、車の中でもコードレスで使えておすすめ。
ご参考までに、アップルライト(ふるさと納税)の楽天市場リンクはこちら↓↓↓
青森屋 宿泊まとめ
110年の歴史を誇る星野リゾートの中でも、青森という地域や文化に特化したエンタメ的なホテルでもある「星野リゾート 青森屋」に泊まってみて、深い価値を感じました。

ブログにするのにも、どこを切り取ってお伝えすればよいか迷いながら、数か月ほど保留にしていました。
60枚近くの画像となり、最後まで見てくださった方は、本当にありがとうございます。
他の星野リゾートに泊まったこともありますが、別枠に位置するといえると思います。
正直、比較はできないですね…。

今回の旅は、大宮から新幹線で新青森駅から青森駅に電車で移動し、そこから青森屋までレンタカーで約2時間かけてたどり着きました。
そんなトータルで700㎞ちかくの移動を忘れるくらい楽しめたと共に、記憶に残る思い出ができました。
本当にここまで細やかな気配りや演出が、細部まであるホテルってそう多くはない気がします。
きっと、青森県へ旅行に行く人が多いかといえばそうでもない環境で、来てほしいという強い願いがエネルギーとなり、失敗を繰り返しつつも開花したのではないでしょうか。
他にもいろいろありますが、朝ラーが本当においしかったです。
東北だからできるラーメンですよね。
次回のブログは、別のホテルに移動し、青森2泊目の観光とグルメなどをお届けします。
青森旅、まだまだ発見がありそうです!
【青森屋 当ブログチャンネルの動画☆リンク】
青森屋が好きすぎて、YouTube動画に力が入ってしまい30分の長めな内容となりますが、ぜひお時間のあるときにご覧ください♪↓↓↓チャンネル名:休息とドライブの旅たいむ